ビール好きが、比較的取り組みやすく、取りやすい資格って何だと思いますか?
筆者は【びあけん】だと思います。
ビールが好き!
せっかく飲むんだったら、もっと色々なことが知りたい!
ビール好きを証明したい!
そんな筆者は昨年(2022)に初トライして2級、3級を取得して
今年(2023)も3級、2級、そして1級にも挑戦しました。
【びあけん】って何?
【びあけん】って何?
誰かのあだ名?って思う方もいますよね。
【びあけん】は日本ビール検定の略称です。
一般社団法人 日本ビール文化研究会が主催する検定です。
3級、2級、1級とわかれていて
20歳以上なら誰でも受験することができます。
級のレベルは3級→2級→1級と難しくなっていきます。
受検費用もレベルとともに上がります。
3級は初級、2級は中級、1級は上級者レベル。
1級の合格率は17.9%(2022)でかなりの難易度だね。
1級を受験するには2級に合格しておくことが必要だよ。
日本や海外のビールについて
ビールの歴史・製法・原料・種類などの
基礎から美味しく飲むための方法・うんちくなど
幅広い分野から出題されます。
受検期間、受検方法
【受検期間】
だいだい毎年秋ごろに受検期間が始まります。
2023年度は9月1日~10月31日までです。
1級のみ固定日で2023年は10月22日(日)15時からの一斉開催でした。
【受検方法】
※CBT方式(Computer Based Testing)
3級、2級は
①選択肢の中から自分の希望する場所で
②希望する時間帯で
申し込むことができます。
土日に限らず自分の都合で選べるのはいいですよね。
また同日で3級、2級を併願することもできます。
併願すると1000円の割引となります。
費用等について詳しくは、びあけんサイトでご確認くださいね。
https://beerken.jp/outline/
※CBT方式とは、コンピューターを使った試験方式のことです。
問題用紙やマークシートを用いる筆記試験とは異なり
パソコン画面に表示される問題に
選択問題はマウスで
記述問題はキーボードで解答していきます。
1級もCBT方式ですが
日程は固定日のみの同日、同時刻の一斉開催となります。
受検地は選ぶことができます。
3級、2級は試験が終わったあとすぐに
合否結果が出てプリントアウトされます。
ドキドキの瞬間!
1級は後日(2023年度は11月下旬)マイページに掲載。
このようなスコアレポートが渡され
後日カード型の認定証が送られてきます。
合格認定証カードは後日送付されます。これが届くとやっぱり嬉しい!
びあけんのサイト
https://beerken.jp
受検勉強に用意するもの
- 日本ビール検定公式テキスト
- 日本ビール検定公式問題集
公式基礎問題集(3級)
公式過去問題集(2級・1級)
紙の問題集は公式サイトのみでの販売となります。
電子書籍の場合、Amazon、楽天で購入可能です。
筆者は紙の書籍をボロボロになるまで読み
間違った問題やメモをテキストに残して覚えたい派!
なので、紙の問題集、テキストが断然おすすめ!
https://beerken.jp/books/ - 新版 ビールの図鑑
このほかに
気に入った書き味のいいシャーペンやペン、
持ち運び便利なノートと付箋を用意しよう。
勉強のモチベを上げ続けるためには結構これが大事だと思います。
私はクルトガ愛用者。
シャー芯は2Bがちょうどよく
ササッとする書き味が好き!
メモは 【コクヨそふとリング】
持ち運びに便利な【そふとリング】が
バッグやポッケの中でかさばらない。
金具でないので他の物を傷つけない!
金具だと以前お財布を傷つけたことがあって後悔したことあり…
まちがえたこと、まとめや
覚えにくいもの
小さいメモに残して常に持ち歩く。
家事の合間、外出先で活用。
まずは3級を勉強しよう!
3級の出題レベルを見てみましょう。
原料や基本的な製法・スタイル、ビールの歴史、ビールの味わいを中心に出題。
日本ビール検定公式テキストより
ビールを知ることで、普段のビールがもっとおいしくなります。
【出題範囲】
公式テキストからの出題が中心
公式テキストを学習すれば合格可能
問題はすべて選択式(4択)
【合格基準】
60点以上(100点満点)
3級は公式テキストを通読し、ページ下にある【Key Word】を中心に学習をすれば合格点に到達できるよ。テキストはパート4まで分かれてるよ。
パラパラと目を通して、興味があるところから読み始めたよ。
1度読んだだけでは
正直まったく頭に入りません。
1パート読み終えたらその部分の
公式問題集【3級】を解いてみます。
結構、解けない…
でも!ここでへこたれない!
①まちがえた問題に【しるし】をつけて解説を読む。
②テキストに戻り、まちがえた問題の答えがどこにあるのかを探す。
③ページ下にある【Key Word】を読む。
この調子ですべてのパートを進めよう!
受験生のときの勉強も
1つの問題集を3回解くように言われました。
これはどの勉強にも通じるもの
鉄則だと思います!
1巡目が終わったら
問題集を2巡目に入りましょう。
割と同じ問題を間違えるものです…
①間違えた問題に【しるし】をつける。
②テキストに線を引いたり書き込んだりする。
③小さいメモ帳にまちがえたことを残す。
④自分なりの覚え方やまとめをメモに残す。
(凝りすぎずに自分がわかればよい程度)
メモ帳は常に持ち歩き、アレって何だっけ?と思い出したときに
見るを繰り返す。
テスト前は『これがあれば安心!』と気持ちの余裕がでて、
こころのお守りになったよ。
さあ、いよいよ問題集3巡目!
ここまでくると割と早いペースで進みます。
3回まちがえる問題ということは
最も苦手なところであり、自分の弱点が判明します。
グリグリとしるしをつけておきましょう。
テスト直前は【まちがえた問題】を中心に解けば大丈夫!
ここまで3級の勉強法を書いてきました。
2級も難易度は上がりますが
基本的にはこの方法で勉強しました。
2級、3級はこれで合格できました。
私の場合、勉強にはザッと3週間~1か月ほどかかりました。
この他にやっておいてよかったこと。
ビール工場などの見学をお勧めします!
私の場合はキリンビール横浜工場に行きました。
私は製造工程が読んだだけだと、なかなか覚えられなくて。
実際に目で見たことで理解が深まったよ。
麦芽やホップを触ったり、美味しいテイスティング講座もあって
とってもおすすめです!
さて1級は急に難易度が上がります。
筆者は自己採点の結果ですが
残念ながら不合格です。
こちらは反省、改善点も含めて
また後日にまとめたいと思ってます。
受検日当日の注意点
身分証明するもの(免許証など)を絶対忘れない!
これがないと受検できません!!
会場に持ち込めるのは、この身分証と
会場で渡される入力パスワードなどが書いてある用紙と
会場で渡されるボールペンのみです。
腕時計も外して、所持品はロッカーにすべて預けることになります。
会場では、びあけん以外にも受検されてる方がいます。
席に案内されたら
それぞれ指示に従いテスト開始です。
人の出入りや音が気になることもあると思います。
私の会場では、備え付けのヘッドホン(無音)が
あったのでそれをつけて受検しました。
テストでは【あとで見返す】マークがあります。
とりあえず問題を進めていき
曖昧なところは【あとで見返す】をつけておく。
一通り終わったらこのマークを付けたところから
見返していくといいです。
60分を有効に使ってくださいね。
それでは健闘を祈ります!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
一緒にびあけん仲間になりましょう!
ビールで世界がグッと広がったよ!